2018年05月27日

皇道:ルルーシュの匂いについて

皇道で、映画館のスクリーンで観たことで、新たに感じたことがあります。
それは、ルルーシュの匂いです。

生きている人間って、湿り気のようなかすかな湿度と、その人特有の匂いがありますよね。
黒の騎士団に裏切られたルルーシュを、ロロが蜃気楼で助ける場面、あのコクピットの中の様子を見ながら、「ロロはルルーシュの匂いを感じているんだろうな」とふと思いました。
ロロはもちろん兄さんを助けるべく決意してあの行動をとったのだと思いますが、実際に蜃気楼のコクピットの中でルルーシュの匂いを感じて、今までの記憶や、ルルーシュという存在そのものを強く感じ、改めて「命をかけてでも兄さんを助けよう」と固く決意したと思うのです。

ゼロレクイエムでスザクがルルーシュを刺した瞬間に涙があふれたのも、ルルーシュの匂いを感じたからではないかと思いました。
TV放送時の頃から、刺した直後に一気にスザクの涙があふれるのはなぜだろうと薄ぼんやり考えていましたが、今回スクリーンで皇道を見て、これはもしや匂いを感じたからなのではと気付きました。

この匂いと湿度は、「その人が生きている」という事実そのものです。
昔から距離の近いルルーシュとスザク。スザクはルルーシュの匂いを幾度となく感じてきたでしょう。ジュリアスにされていたときも、もしかすると匂いはルルーシュのままで、スザクは余計に苦悩したのかもしれません。皇帝と騎士になってからは、特にこのルルーシュの匂いと湿度をスザクは敏感に感じていたのではないかなと思ったりします。
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パレードの山車の上でルルーシュを刺し、ルルーシュが自分にもたれかかったとき、スザクはルルーシュが生きていることを改めて実感し、同時にそれを自分の手で消してしまったことを実感した。ルルーシュが血に濡れた手でスザクの頬に(仮面越しに)触れたとき、その匂いと湿度はいっそう濃くスザクを包んだことでしょう。
とてもとても悲しくて、やりきれません。
もう一度スザクを、ルルーシュの匂いで包んであげたい。『リザレクション』がどうなるのか、見当もつきません…。
posted by nuts at 21:36| 萌えがたり