2018年05月26日

『皇道』舞台挨拶メモ

『コードギアス 反逆のルルーシュ 皇道』始まりましたね!
前日25日の夜に行われた『叛道』生コメンタリー+『皇道』先行上映と、今日26日の最速舞台挨拶@新宿バルト9に行ってまいりました。
舞台挨拶について自分のための記録ということで、印象に残っている部分のみメモします。

登壇者:福山さん、櫻井さん、土屋P
司会:サンキュータツオさん(タツオさんの司会は、出すぎず、ツッコむべきところを気持ちグイっとめにツッコみ、作品への敬意があり、ファンとしては心地よい司会です)

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福山さんと櫻井さんのいで立ちはこんな感じでした。
櫻「あえて二人とも白を選んだ、そこにもこだわりが表れているんです」
福「俺、インナーに赤を着ようとしてたんだけど、色合わせを見たらこれはダメだって感じでやめた」

福「一年前の4月から興道を収録し、そこからずっと収録→公開の繰り返し」
櫻「今回の全編録り直しは、当時はやりたくてもできなかったことも含め、もっと豊かな芝居ができるのではないかと、リベンジではなくリトライ」

■印象に残るシーン
福「土の味。シーンを見返すと、自分で記憶していたイメージよりルルーシュが頭を下げていなくて、けっこう高い。スザク、めっちゃ足上げてる」
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わかる(笑) そしてここまで足をさらっと上げられるスザクは、やはりアスリートなんですよね。筋肉が上質で柔らかく、自分の身体をきちんとメンテしており、関節の可動域が広い。

福「あと、スザクがフレイヤを撃った後、斑鳩でロロをなじるシーン。ここは先輩に唯一褒められた演技(笑)」
櫻「カレンとのバトル。戦いを通じてのやりとりというところ。TV当時は監督から、ルルーシュに向けるべき意識が目の前のカレンに向いていると言われていたが、今回はそこがしっかりルルーシュに向いているねと言われたのでよかった」
土「スザクとカレンのラストバトルに、挿入歌を上手く入れることができたこと。クライマックスのロボ戦に挿入歌をつけるのはサンライズによくある演出。今回とても上手くいった」
櫻「これ、いいよねー。憧れだよ」福「いいよね!」櫻「歌詞で言葉を積み上げていってさ、かっこいいんだよね」

■エンディングテーマについて
土「サバプロさんについては、まず男性ボーカルでいこうという話があった。コードギアスの内容に合わせて曲を作ってもらった」
「谷口監督からサバプロさんに、ルルーシュを称えてくれ、ルルーシュの生き様を肯定してやってくれ、とお願いした。そうしたら、素晴らしい曲が出来てきた」

そして、舞台挨拶が終わり、登壇者お三方が退場した後…
サ「皆様に感謝を込めて、キャラクターデザイン木村貴宏さんが、ここに来てくださっている皆様だけのために描き下ろしてくださいました!撮影時間3分あります!どうぞ!」
客席 \ギャー――――――――――――――――ッ!!!!!!!/
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この計らい、このルルーシュの表情、姿。
制作スタッフ皆様の、我々ファンへの気持ちを身に沁みて感じました。
とても幸せです。
キセキのアニバーサリーでも我々ファンへの気持ちを感じさせてもらったことを思い出しました。
コードギアスのファンで幸せです。
posted by nuts at 21:28| 萌えがたり

2018年05月13日

脱稿ー!!

おひさしぶりです!!おひさしぶりすぎて恐縮ですが……

6月のFULL CODE 6の原稿、脱稿及び入稿いたしましたー!!!!!!

いぇーーーーーー

来週末は原稿できないし、皇道上映が迫っているし、夏コミはFULL CODEから思ったより日が無いしで、だいぶ前から「なんとか5月12、13日の週末に入稿できたらいいな〜、でもまぁそんなのかなり無理ゲーだよな…ハハッ…」とうっすら思っていたのですが、ゴールデンウイークに思ったより怒涛の勢いで進めることができまして、めでたくスケジュールどおりとなったわけであります。
ゴールデンウイークは原稿の犠牲となったのだ…いや、興道叛道の発生上映には行きました!めっちゃステージと近くて、コウジロウさんが近すぎて震えました。

しかし返す刀で夏コミのネームを始めたいと思います(シナリオ、ページ割まではできている)。
スザルルの女の朝は早い。
posted by nuts at 22:22| 単なるつぶやき

2018年02月24日

劇場版ユーフェミア考

劇場三部作では、ユーフェミアはTV版より格段に聡明に描かれていると感じます。

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叛道でのユーフェミアは、天然ぽいところは残しつつも、ブリタニア皇族らしい賢さと実行力を持つ皇女だった可能性があると思います。
ニーナの写真から、若い学者を発掘し表彰して援助するような実利を兼ねた文化活動もしていたことがうかがえるし、スザクに対する公私混同度合いも下がり、順序をすっとばして大人を混乱させることもない。リ家は武のコーネリアと、文のユーフェミアで、将来的に権勢を誇ることもできたのではないかと思います。

また、これは今回のトークショーではっきりと明言されたのでやっとすっきりしたのですが、映画では、下に枢木スザクという人間がいることをわかった上で飛び降りたとのことでした。(TV版では下にスザクがいると知らないまま飛び降りたそうです。それ、死なない?)
となると、ユーフェミアはスザクの存在を事前に知っていて、スザクのかけられた軍事法廷の在り方に意見した可能性があり、クロヴィス殺害容疑のスザクの裁判に意見したのだとすれば、クロヴィスという親しい兄を殺されたにもかかわらずその件について公正に判断するよう求めているということになります。とても理性的であり、民族差別意識が本当に無い、真に開かれた精神の持ち主である可能性が高まります。

そしてゼロを行政特区日本に受け入れるために、皇位継承権を返上しました。これはつまるところ、ナナリーのためだとユーフェミア自身が言っています。

しかし特区に放り込まれたブリタニア人であるルルーシュとナナリーが、今までブリタニア人から虐げられてきた経験をもつ日本人からどんな仕打ちを受けるか、そこまでユーフェミアが考えに至ったかはわかりません。行政特区日本は、日本人とブリタニア人が平等な権利を持つとされていますが、実質ブリタニア人にとってはそこに住むメリットがなく、圧倒的に日本人が多くなるでしょう。であれば、行政特区日本内では、ブリタニア人が日本人から酷い仕打ちを受けることは目に見えています。人は平等ではないというシャルルの言葉は一つの事実です。
行政特区成立ルートはもしかするとルルーシュとナナリーにとっての真の地獄になる危険性があったと私は思います。

映画のユーフェミアは聡明ですが、人を性善説で見る、人に希望を持っているという性質は変わっていない。スザクは、日本人とブリタニア人の間の闇を嫌というほど見てきた立場として、この人種差別が逆転して存在し続ける可能性をユーフェミアに進言すべきだったのではと私は考えます。しかし、スザクがそういったネガティブな視点や反論をユーフェミアに進言できたようには思えません。
そこがスザクとユーフェミアの限界であり、もしルルーシュが行政特区を活かす形で協力するならば、ルルーシュがその二人の限界を補完する役割を担うことになったでしょう。映画の聡明なユーフェミアなら一度聞けばわかってくれるのかもしれませんが、ルルーシュはどちらにしろ苦労する立場になっただろうなと思います。
ユーフェミアと行政特区日本は、本当に難しいです。
そして弱者の立場を知っているナナリーの思い描く行政特区日本は、具体的にどんなものだったのか、見てみたかったなと思います。
posted by nuts at 22:28| 萌えがたり

2018年02月22日

叛道

何回か見て、私の最も好きなシーンは、冒頭の、真っ暗な空間を一筋の光を受けながら一人ゆっくり歩いていくスザクです。

こんなに詩的な余韻をもたせた、枢木スザクを見せてくれてありがとう。

無印→R2にあたる場面切り替えで、空と一人立つスザクという絵もあったけれど、それは私には少し感傷的すぎて、私には冒頭のこちらのシーンの方が枢木スザクとスザクを取り巻く世界を表しているように感じました。

こんな素晴らしいシーンをアニメで映画館で見られるとは思わなかった。
本当に、感謝します。


スザクとルルーシュの肉弾戦も、スザクの生身のアクションが観たいとは思っていたけれど、まさかそこまではついぞ考えもしなかった。
予想できない暴力的なほどの萌えを与えてくれる。コードギアス公式、畏れつつ感謝します。
posted by nuts at 22:53| 萌えがたり

2018年02月10日

叛道 初見感想!

・描き下ろし多すぎる。

・そういえば劇場三部作のユフィは、スザクが下にいることもスザクの素性も知っていて落ちてきたらしいですよ。TV版はスザクが下にいることもスザクの素性も知らなかった設定らしいです。生コメンタリーで聴きました。

・式根島の生きろギアスの後のスザクがどうなったのかがよくわかった(ようなよくわからんような)

・神根島のくだり、続けて見られてめっちゃわかりやすかった。そして音楽変わっててすごく「動」って感じになっていた。

・神根島を脱出するカレンがかわいそうすぎた。叛道一かわいそうだった。

・ラウンズになって、ルルーシュが悪いことしていないかをすぐにでもAF学園に戻って確認したいのにEU出張に行かされるスザク、ルルーシュのことばっか考えて、めっちゃ気が散ったままEUめっちゃしばいてる。考え事しながらガンガンに敵を殲滅してる。チートかっこよすぎ案件。

・冬山でのほっこり特派。毛糸の帽子のスザクとロイドさんに、熊耳フードなセシルさんで冬の森で実験しながらマグカップふーふー。

・海外出張で飛行機移動するスザク。このシートはビジネスかな?飛行機の中でも資料読んでてサラリーマンしてる。

・ヴァルトシュタイン卿、上司にしたいラウンズナンバーワンか。スザクにとって人生初のまともな上司では?

・スザク、ロロに「君は、あの時の…」って、えっあの時って監獄という名の個室でジュリアスとまさにイチャイチャしてるとこ見られたときのこと!?すごいなスザクおまえ、そういうところ見られた気まずさとか無いの…ていうか叛道のスザクは亡国を経たスザクなんだな。ジュリアスに苦悩しメンタルギリギリのところまで煮詰まってジュリアスを受け入れたスザクなんだな。

・カノンさんがミサトさんだった(車)。ていうか全体的にカノンの存在感ハンパない。

・描き下ろしが多すぎる

・あの「屋根裏部屋で話そう」の合図出してルルーシュがどこまで記憶を取り戻しているか確認しようとするのエロすぎ。口パク「ユフィ」に匹敵するいかがわしさだった(嬉)

・スザクとルルーシュの肉弾戦アクションを見られる日が来るとは!いきなり反応するスザクかっこよすぎる。ていうかルルーシュじゃなくて小夜子なんだけど。

・とにかく明るいシュナイゼル 「慣れてないんだよ。妹たちに怒られるのはねっ☆」

・神根島無人島生活全カットだったけどすっきりしてわかりやすかった。

・描き下ろしがとにかく多い。

・全体的にスザクのIQ高くなってた。
 TVでは心情語られなかっただけでもともと高かったのかな………?そうだとしたらごめんねスザク。

・スザク、ルルーシュのことがゼロなんじゃないかって、気になって気になって早く学園に戻りたくて戻りたくて気が気じゃなかったんだな〜。

・スザクのYシャツの着替え!!!!!!!!
 腹チラ!!!
 ボタンせっせこ手早く一個一個とめるの育ちいい感じで最高かー

・ラストシーンのスザクでパーンなった
 こんなスザク見たことない
 その部屋何の部屋?執務室?まさか寝室?寝室だとしたらユフィの絵でかすぎて引くけど…ドエムすぎる。
 しかしひたすら耽美にかっこよすぎる

・ラウンズ服の上着脱いでアンダーで苦悩するスザク、めちゃくちゃ見たことあるし描いたことあるけどまさか公式でアニメで映画館大画面で見られるとは。

・叛道は土の味の直前までです。

・この流れで土の味やったらルルーシュ完全に殺される。


まとめ:

・とにかく描き下ろしが多すぎた。

・とにかくスザクのかっこよさが各種すごかった。
posted by nuts at 01:29| 萌えがたり

興道メインアニメーター生コメンタリー!!

ついに…ついにこんな日が来ました。
キムタカ神+千羽様+中田さん+コウジロウさんという絵描きにとってのドリームチームトークショーが。

木村さんは終始、トークショー初めての千羽さんと中田さんを立てて、一歩下がってお話されていました。またバランス取る…。木村さんて本当に頭のいい人なんだろうなと思います。トーク全体を見て足りない部分を補完できるというか、自分の役割を場面に応じて把握して務めきることができるというか。

千羽さんはひたすら謙虚で、謙虚すぎて挙動不審に見えるくらい謙虚でした。こんなお方があの夜な夜なSMプレイに励んでそうなスザルルというかルルーシュとスザクを描いておられるんやな……。こんなに謙虚なのにあんなにソリッドでアダルトなルルーシュとスザクを描いておられる…。そして品よくかわいらしい雰囲気の方でした。

中田さんはいかにもメカ好き、自動車とか実際に機械をいじるのも好き、明るく適度に社交的で、ひたすら人当たりの良い印象でした。あんなに神のような3D感覚を絵にできるお方なのに……。

千羽さんと中田さんは仲良しらしくて、興道の枢木神社を描くにあたって似ている神社をGoogle Earthで探し出し、狭山の方の神社まで一緒に見に行かれたみたいです。そのとき、ナナリーをおぶって石段を上るルルーシュの動きを研究すべく、何度も中田さんが千羽さんをおぶって石段を上ったとのことでした。

以下、箇条書きメモ。

・木村さんにとってのコードギアスは、「自分の見せたいものを詰め込む」方向性から「見る人が見たいものを詰め込む」方向性への転換点になった。

・千羽さんにとってのコードギアスは「殿」。「殿」はけっこう領民に人気がある。「殿」のために頑張る、お仕えするという感覚が最も近い。「殿」が賞とか獲るとものすごくうれしくて自分が「じいや」化している。

・木村さんが描いていて楽しいのはヴィレッタだけど、なかなか描く機会が無かった。水泳部カフェのキメポーズは田畑さんの手によるもので、布地の面積も極小になって上がってきた。エロたん(田畑さん)は毎回「大丈夫?」と確認が必要な絵を上げてくる。そういうところは、木村さん自身はいいところだと思っている。田畑さんは妥協しない。

・千羽さんは描いていて難しいけど楽しいのはいろいろな表情の豊かさという点でルルーシュとスザク。一度ユフィを木村さんに褒められてからは、ユフィを描くのが楽しくなった。

・ゼロレクイエムを描くにあたって、石田可奈さんが買ってきた血糊(粘度の高いものと低いもの)を会議室に投げつけて飛び散りの参考にしていたが、そのせいで「コードギアスは監督が暴れて大変らしい」というデマが広がった。

・動きの参考に、実際に動いて体重移動の感覚を得たり、写真や動画に撮ったりよくする。中田さんは星刻のアクションの参考にロープをぶんぶんスタジオ裏でまわしていて近隣住民に不審な目で見られた。

・木村さん:スザクのパンツは決められない。スザクは何を履いているのかわからない。ボクサーパンツかと言われてもしっくりこないが、ブーメランじゃない。ルルーシュは一発で(黒ビキニだと)わかったけど、スザクは決められない。描かなければいけなくなったら、誰か得意な人に決めてもらおう。コードギアスの谷口監督は、スタッフそれぞれの好みやフェチに従って、そのことを好きという人がやるという方針だった。

・千羽さん:シャーリーの服は時系列がバラバラで出てくるが、何をいつ着せるかはアニメーターではなく〇〇さんが決めている。その人はシャーリーが本当に好きで、そういう人が決めるのが結果的にお客さんが喜ぶというのが谷口メソッド。だからエロたんはエロだったり、かっこいい男の子なら佐光さんとか。

・クロヴィスの前でのひざまずきルルーシュ、木村さんも「これホントかっこいいんだよね〜」とテンション高く話し、褒めに過剰反応して挙動不審になる千羽さん。

・田畑さんはエロに対する追求がすごいが、ドラマのある場面を描かせてもとてもいい絵が上がってくる。

・最後のルルーシュのシーンは、覚悟を決めきれていないルルーシュを描きたかった。何か足したいが何を足せばいいのかと谷口さんと千羽さんで悩んだ結果、ギアスの無い右目からだけ涙を一筋流すというのは?と千羽さんが提案し、そうすることになった。千羽さんはこの最後の絵を自分の絵で終わりたくないので、作監を木村さんにお願いした。

・枢木神社の石段のシーンは、SPとして藤堂・仙波・卜部がいる。藤堂さんは上の方にいる。軍から枢木家のSPとして派遣されてきているようなイメージで、まだ四聖剣ではない。千葉と朝比奈はまだ学生くらいだと思う。

・中谷さんはとても控えめなのだが、メカもキャラも難しい構図もさらりと描く。あまりにさらりと描くので、絵が上がってきたときは「こんなのも描けるぜってまた技見せてきたよ〜」とみんなでいじっている。本人は至って控えめ。スザクのくるくるキックも千羽さん作監回だが、こういうかっこよく自然なアクションは自分には無理、中谷さんしかいない!と思ってお願いした。

・千羽さんは今回のトークショーに備えて興道ばかり観ていた。コウジロウさんは「本業に影響しなきゃいいけど…申し訳ないことしたかな…」と思っていた。

・最後にコウジロウさん「僕こういうところでは何かおみやげを置いてくことにしてるんですけど、これだけ言おうかな。復活はそう遠くないかもしれませんよ!」


思い出したらまた追記しに来ますー!
posted by nuts at 01:00| 萌えがたり

2018年02月03日

ルルーシュ展

ルルーシュ展に行ってまいりました。
結論:ルルーシュとスザクは互いを愛し、信頼していた。(スザルル的でない意味でも)

内覧会1回、初日に2回行ったのですが、音声ガイドは スザク→ルルーシュ→ゼロ の順で聴きました。
最初は誰にするどうする?と悩んだとき、こういう予想をしたんですよね。
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こういう内容だと、一番の爆弾はきっとスザクだと。
スザルル的にはスザクが最も破壊力でかいと。
それが万が一にもネタバレくらったらダメージがでかすぎる。
そういうわけで、スザクから行ったわけであります。

実際聴いた感想:思ったよりルルーシュに向けてというよりルルーシュの説明を我々にしていた。
各種立ち位置からルルーシュのことを我が物側に我々に語ってくれていた。「ルルーシュのことを教えてあげるね」「ルルーシュって、こういうヤツだったよ」「ルルーシュという、運命に抗う少年がいた」せやな……。
ちなみに音声ガイドはトランシーバーみたいに耳に当てて聴く形なのですが、スザクの言葉を聴き漏らすまいと必死に耳に押し付けすぎて、始まってすぐにバキッとかヤバイ音がしてめちゃくちゃ焦りました(折れる仕様だったみたいで折れただけで、壊れてはいなかった)。

そしてまずは最大のポイントから述べますね。
最後の複製原画のエピローグのところ。
ルルーシュの「…じゃあな」という最後の言葉、託して託されて別れる、これ本当に、男どうしであり同志でなければできないと身に沁みて思いました。ゼロレクイエムは男どうしだからこそできたことなのである。前からそう思っていたけれど、今回いっそう思いました。
私が考えていたより、ルルーシュとスザクの間には男性らしいドライさがあって、そこにとても「コードギアスは男性がつくった男の物語なんだよな」と実感させられました。「行かないでくれルルーシュ」なんて言わない。「俺はいつでもお前のそばにいるよ」なんて言わない。相手を信じ、相手に託して、背中を向けて別れる。それがルルーシュとスザクなんだ。
だけど、ただの男友達どうしほどドライではなくて、彼氏面というか「スザクはこういうところあるから」「ルルーシュってこういうやつなんだよね」とまわりに言ってしまう、自分は相手にとってのオンリーワン・ナンバーワン(でありたい、あるべきだ)というウェットな部分があるんですよね。世界はそれをスザルルと呼ぶんだぜ…。

黒の騎士団の出来事パネルについて語るスザク「早く打ち明けて相談してくれていれば、違う未来があったかもしれない。いや、そんなことは考えても仕方ない。前に進むと決めたのだから」って……スザク、やっぱり「早く打ち明けて相談してくれていれば」って思っていたのか……私達、10年前からずっとそう思ってきたよ…スザクも思ってたんだな…ルルーシュに聞かせてあげたい。
出来事パネルも説明文がヤバくて、スザクを手に入れるための式根島だったの!?とか「あっそういう目的だったの」みたいなことがちょくちょくありました。概してスザルルみが強め。

無印25話の神根島の対決シーンは展示が手厚くて、原画たくさんと実際の映像、そしてメイキング動画のようなものがありました。
ラフ→線画→キャラのみ動画→背景あり動画→効果あり動画 の映像すごかった。いつまでも見ていられる。二時間は軽く見ていられる。
これによって、細部まで神経の張りめぐらされた作画を改めて実感できました。髪のかかり方一つ取っても、その一筋の髪があるか無いかでまっっったく違う。美は細部に宿る。
そしてスザクに仮面を割られて額から血を流すルルーシュ、修正原画のルルーシュの顔も見られたのですが、修正前と後で全く違う。修正前も別に下手なわけではなくて、整っているんだけど、修正後は表情も顔立ちも滅茶苦茶ソリッドになって、あからさまに格段に目を引く。通常の次元を突き抜けた作画がそこにあった。比べてしまうと、修正前は表情がボーっとして見える。これが作画監督の力…!おそらく千羽様かキムタカ神かが手を入れておられるのだろうと思うのだけど、もうなんかすごい。凄い。何度描き直しても描き直してもどこかピタッと来なくて、でもどうしたら改善できるのかわからなくて…描けば描くほどピンとこないしどうしよう…となったときに圧倒的画力の神が手を入れると「そ、そ、そ、それだー!!!!!」ってなるやつ(ただし描き方はわからないまま)。
そしてスザクが銃を撃ってゼロ仮面を割る場面。
スザク「祈りながら、引き金を引いた」
ルルーシュ「スザクの銃は、正確に仮面を貫いた」
そうかスザク、ルルーシュじゃありませんようにと思っていたのかやっぱり…というのと、ルルーシュこんなところまでスザクすごいんだぞアピールか…という気持ちになりました。ルルーシュって、「さすが俺のスザク」「自慢の妹、ナナリー」という感じで、スザクとナナリーに対してのみ「俺の自慢の」が発動するんですよね。生徒会メンバーとか心をゆるして優しく接する相手は何人もいても、「俺の自慢の」が発動するのはスザクとナナリーだけなんですよね。

枢木神社はもう本当に地味に感動したんですけど、思いっきり「土の味」のシーン画像がじゃんじゃん貼ってあるのに、ルルーシュもスザクも二人とも全く踏みつけ土下座に触れてない(笑) 二人にとっては些末なことだったのか(笑)いやいやいやいやこの二人はホントすごいわ…。
玉砂利が敷いてあって、私はさすがに土下座で写真撮ったりはできなかったのですが、思いっきり体重かけて触ってみるなどしました。そしたら手が白い粉で真っ白になって、ルルーシュくんあんなに顔をぐりぐり押し付けられてたけど大丈夫?お顔が白くなってしまうのでは??と心配になりました。

音声ガイドのゼロの8、9が突然ルルーシュからスザクの声に切り替わるのですが、これゼロとしてのスザクの声なんですよね。
ゼロとしてのスザクの声は、思っていたよりとても優しい、しかし甘くはない、甘さゼロの優しさに満ちみちていました。それがスザク→ルルーシュの気持ちの一つの形なんだなぁ…。

ルルーシュはスザクを世界に認めさせたいと思っているけど、スザクはルルーシュを世界に認めさせたいとは思っていない。むしろ悪目立ちしないで、危ないから、くらいに思っているのでは?と思ったり。

10にあたるエピローグは、ゼロレクイエム後何らかの場所でルルーシュとスザクが再び会えたということなんですよね?ルルーシュには今の世界が見えなくて、でもスザクに会える場所。Cの世界??
そしてルルーシュ展入口の大河内さんからのメッセージに、このエピローグの続きを今書いているとありました。どういう形になるのか…本当にコードギアスは全く予想ができない。
なお、谷口監督は終始「ルルーシュくん」呼びで、谷口監督の「ルルーシュくん」を見るたび「くん付けして呼ぶ奴はモンペ率が高い」という説を思い出します\(^o^)/
あと、キムタカさんは子供を描くのが本当にお上手だなぁと…。ぷくぷく感とかが最高で、幼少期にルルーシュ・ユフィと一緒に寝ているナナリーの下半身と、ユフィに抱きつく幼いコーネリアのおなかがぷっくりぷにぷにしていて、キムタカさんその頃お子さん小さかったですもんね…と思いを馳せてみたりしました。

今回の企画、ものすごくルルーシュとスザクに焦点を絞り込んだ展示でしたが、この展示の設計はコウジロウさんだったんですね。あの展示設計は並大抵ではできない。コウジロウさんだったと知って納得。作品愛とファン心理把握とサービス精神とプロの審美眼のハイレベル融合のなせるわざだった。
そして内覧会では展示にコウジロウさんがあった(笑)
というのは、内覧会はコウジロウさんも会場にいらしていて、あまりにも自然に立っておられたので「あっ展示にコウジロウさんもあるんだ」と一瞬思ってしまったわけです(笑)

一緒に行ったお友達と、いつぞやのパチスロイベントでもらったゼロ仮面(わりと立体的なお面)をかぶり、我が騎士ごっこ(公式)をやってきました。

来週はいよいよ叛道ですね!!新宿バルト9初回の舞台挨拶は行けることになりました。あとは9日の先行上映+生コメンタリーのチケットを何としてもKINEZOで獲らねば。木村貴宏+千羽百合子トークショーに行けずして何がギアス絵描きか!!!そのためにも仕事などなど全力で調整中です。


+++翌日になって思い出して追記+++

ルルーシュがゼロレクイエムでスザクに刺され、走馬灯のように人生がめぐるシーン、10歳のときのスザクとナナリーとすごしたあの頃の比率がとても高いんですよね。
ルルーシュにとって、ルルーシュの人生の核はあの時だったんだ。人はわずか10歳の時点で人生の核を得ることができるんだ。成長して、大人顔負けの知識や思考を持ち、世界征服まで成し遂げたルルーシュ、たくさんの優しい人たちと出会うこともできて、様々な経験を積んだルルーシュ。しかしそんなルルーシュの中では、あの10歳のときの自分がある意味すべてであり、スザクとナナリーとすごしたあの日々がずっとくっきりと自分の根底にあった。
あまりに尊く、せつない。
そしてその思いを、存在ごとスザクは受け止めてくれた。スザクには、そういうところを気負わず黙って受け止めることのできる、男らしい器があります。ルルーシュのことをスザクは黙って受け止める。ジュリアス・キングスレイとされたルルーシュをEUに連れていったときも、Cの世界でルルーシュとともにシャルルと対峙したときも、ゼロレクイエムのときも。

そういったルルーシュとスザクを私は愛しており、尊敬しています。
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posted by nuts at 22:24| 萌えがたり

2018年01月15日

ギアスターボおつかれさまでしたー!

ギアスターボに参加された皆様、おつかれさまでした!!お立ち寄りくださった方ありがとうございました!!
冬コミ直後な割に、ターボな割に、とても人が多くて、あ〜〜〜この感じちょっと懐かしいわぁ〜〜と嬉しかったです。
お手紙、お差し入れまでありがとうございます。お声かけていただくだけでもとても嬉しいです。いそいそとお手紙を文箱にしまいました。はるか昔、大学入学で上京する際に祖父が螺鈿細工の漆の文箱をくれたのですが、まさかそれが同人誌の読み手の方からのお手紙入れとなっているとは思うまい…これ以上の使い方はないよ祖父よ!

在庫状況ですが、『VACATION!』と『サタデー・ナイト・ラヴァ―』が完売しました。お手に取ってくださった方、ありがとうございました!
『AT THE ARIES PALACE 塗り絵』が少なめですが、他は普通に在庫があります。
次のイベント参加は6月FULL CODEの予定ですが、3月HARUコミにひとつ寄稿がありますので、そちらはまた日が近くなったらお知らせしますね!

というかルルーシュ展……音声ガイドにスザクが入ること確定でホントヤバイ。
いろいろやばい。我が物顔にルルーシュを、もしくはルルーシュに語り続けるスザクの声をイヤホンで聴くって致死じゃないですか?いや死人が出たとしても、未必の故意じゃないですかこれ?
そしてその翌週から叛道?どうしろと???(どうもしなくていい)
生きよう……
posted by nuts at 22:25| お知らせ

2018年01月06日

ギアスターボ特設UP!

冬コミ終わったと思ったらもうギアスターボ!!
インフォメーション特設ページUPしました。→こちら

今回の本は薄いのですが何せ日が無く…とても厳しい戦いでした…。
普通にこれだけで読めますが、冬コミで出した『月夜』と一緒にお読みいただくとより良いと思います。

ではでは、当日はよろしくお願い致します!!
宝の地図の作りがいがありそうで嬉しいです。
それでは!
posted by nuts at 22:22| お知らせ

2018年01月02日

冬コミありがとうございました!!そして拍手お返事

あけましておめでとうございます。
2018年もよろしくお願い致します!今年は叛道・皇道とますます公式が加速していく年、振り落とされぬよう、しっかり踊れるよういろいろ整えて臨みたいと思います!

年をまたいでしまいましたが、冬コミおつかれさまでした!
お立ち寄りくださった方ありがとうございました!!
本をご購入くださるだけでもありがたすぎるのに、その上お声をかけてくださったり、お手紙や差し入れをくださったり、本当にありがとうございます。
今回は、「最近ギアスにはまりました」「映画でひさしぶりに舞い戻ってきました」というお声をいつになくしばしばいただきまして、ああギアスを描き続けていてよかったなぁ…としみじみと幸せを感じています。

今回の新刊2冊、お楽しみいただけると嬉しいです。
塗り絵もよろしければぜひテキトーに塗ってみてください。私も自分で塗ってみようと思います。そう、ターボの原稿が終わればね…。この原稿が終わったら、俺、塗り絵を塗ってみようと思うんだ…(フラグ)
思えば、15日間しか間隔が空いていないイベントになぜ新刊を立て続けに出そうと考えたのか、あまりの忙しさに頭が沸いていたとしか思えない\(^o^)/何でや自分。しかしながらやると決めたのでベストを尽くしてみます。
こういうとき、または仕事で無茶なミッションを課されたとき、行政特区のときのコーネリア様の「公の政策を軌道にのせるのは、総督として当然の処置です」という言葉をいつも思い出します。びたいち公の政策じゃないけど…!

在庫状況は、冬コミを経て『VACATION!』『サタデー・ナイト・ラヴァ―』が残りわずかとなりました。
他はまだ潤沢に在庫があります。冬コミの新刊2種も、ターボにて頒布します。
ターボのインフォはまた後日、もう少し直前にお知らせします。


拍手にて冬コミ新刊の感想をくださった方、拍手をくださった方、ありがとうございます!
以下、お返事です。


続きを読む
posted by nuts at 20:12| 萌えがたり

2017年12月23日

冬コミ特設UP!

冬コミのインフォメーションをUPしました!→特設ページ

今回は新刊が2冊あります!!
一つは興道ふまえた本編沿いシリアス、もう一つは騎士皇子シリーズの塗り絵(+ちょこっと描き下ろし漫画)です。

塗り絵は、印刷所さんに直接うかがっていろいろ相談に乗っていただき、塗り絵に適した紙を選んだので、ぜひ直接お塗りください!色鉛筆推奨です。
本をご購入くださった方に線画データ配布もご用意しています。デジタル派な方はデータでぜひ。

ではでは冬コミ参戦の方も、お留守番で通販戦の方も、当日はどうぞよろしくお願い致します!
posted by nuts at 01:34| お知らせ

2017年11月26日

終わったー!!

やったー!!
冬コミ2冊目、というかメインの方の本、入稿しました!!

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細部チェック用の印刷。

これでとりあえずは一段落……ふー。我ながらまさか11月中に入稿を全て終えられるとは思っていなかった。よかったよかった。とにかくはよかった。これで1月ターボにも何か出せる気がします。
posted by nuts at 22:05| 単なるつぶやき

2017年11月23日

ブリタニア軍下着

少し原稿の確認のために双貌のオズを読み返していたら、レオンハルトくんがパイス―の下にこういう下着を着てる場面がありまして、もしかしてスザクも着ていたりするのかなって思いました。

20171115アンダー.jpg

でも、思えばスザクは思いっきり素肌の上に着てるっぽかったよな…(ファスナー上げるあのシーンを思い描きながら)
posted by nuts at 17:12| 萌えがたり

2017年11月18日

よっしゃー!!

冬コミの本、一冊入稿したぞーっ!!!薄いけど!!!

これから興道観にお出かけしてきます!
興道観た後に焼肉たべてきます!!
posted by nuts at 14:31| 単なるつぶやき

2017年11月03日

冬コミ受かりました!

冬コミC93、受かりましたー!メ24bです、よろしくお願いします!!
C93サークルカット.jpg
コミケWebカタログはこちら→ MEGANE COMPANY

新刊は、興道ふまえて、真面目方面のサウンドエピソードかピクドラか、みたいなお話を描いています。
映画が絶賛上映中でまだまだ2部、3部続くよ!という今の時期にコミケ出られてすごく嬉しいです。
原稿がんばります!


興道、一番好きな新規カットは何気に、ランスロット初陣時にフルスロットルで出るときの物凄いスピードで瓦礫をすり抜けていくところかもしれない。あのシーンを描き直してくれているところに制作のこだわりをビシビシ感じる。
posted by nuts at 06:27| お知らせ